【本の感想】名探偵ポアロ、アガサ・クリスティの始まり『スタイルズ荘の怪事件』
こんにちわ
ペンペンです。
今回は珍しく本の紹介
『オリエンタル急行の殺人』や『そして誰もいなくなった』など
誰しも名前を聞いたことがあるであろう名探偵ポアロシリーズ。
そのシリーズは『スタイルズ荘の怪事件』から始まりました。
アガサ・クリスティの処女作でもある本作。
今回はそちらを紹介していきます。
あらすじ
後にポアロの相棒となるヘイスティングスは旧友ジョンの招きでスタイルズ荘を訪れる。そこにはジョンの家族である少しクセのある人たちが暮らしていました。ある人物が突然発作を起こし、亡くなってしまいます。しかし、その人物の死に疑問を抱いたヘイスティングスは旧友であるポアロに捜査を依頼しました。
感想
実は本作が初ミステリーだった私。
ハヤカワ文庫の矢沢聖子さん訳のバージョンを読みました。
正直なところ、日本語の表現がおかしい部分がありました。。。
私も推理しながら読み進めましたが、最後まで犯人も犯行方法もわからず。
なんですが、そのトリックは常人にわかるか？という手法で、難解であるというよりも特定の知識がないと解けないものになっています。
ミステリーは読み手が推理する楽しみもあると思うので、その知識を要する場合は伏線として、その知識を読者に提示する必要があると思います。(もし、されていたけど私が見逃していた場合は申し訳ありません。)
翻訳のせいなのか、私がミステリー初心者だったためか、はたまたストーリーが難解なためか、読みにくく感じました。(たぶん翻訳によるところが大きい)
しかし、難解ではあるものの、関係者全員に疑わしい点があり、一緒に推理していて楽しめました。最後には納得のいくの結末を迎え、めでたしめでたし。
初心者にオススメできる作品ではないですが、アガサ・クリスティをこれから読み始める人には、読んでほしい一作です。
もちろん初心者でも読めないことはないので、ぜひ挑戦してみてください。
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スタイルズ荘の怪事件【電子書籍】[ アガサ クリスティー ] 価格:617円 |
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
